Keep on Trippin' by Studio Naked Spirits

The answer is blowin' in the wind

Flower

Victor Everio GZ-MS101の動画を変換する

 つい最近買った機械とのことだからあんまり心配していなかったのだけれど、ファイルをのぞいてみると拡張子はなんと.MODなんだこりゃです。どうやらmpeg2らしい。mpeg2はライセンスが厳しくて最近はどうやら廃れていっているし、ライセンスのせいか大手のソフトウエアも対応してのが少ないんだよね。

iMovieにも読み込めないし、これは面倒くさい。Everioに添付されているソフトはWindows専用だからMacでは使えず。こういうのはなるべく買わないでくれと実家に母にいっても無駄か(笑)

この手のファイルの変換をマックでやるならffmpegXの右に出るものなしでしょう。とりいそぎファイルを左のSource formatウインドウにドロップして解析してみると

mpeg-2, 720×480, 8400 kbps, 29.97 fps
ac3, 48000Hz, 384 kbps

と出ました。ところがこれはどうやら720×480のワイドスクリーンムービーらしく、VLCで再生していると明らかに横に長いんです。どうやら再生時には853×480になっているんですね。正直なんでこうなっているのか私にはさっぱりわからないのですが、そうなっているらしいんです。とりいそぎいろいろ試してみて、何とかmpeg4に変換できる設定を発見!

(1) ffmpegXのsummaryタブ(最初の画面)のTarget formatで.MOV mpeg-4ないしは.MP4 mpeg-4を選択
(2) VideoタブのVideo parametersのVideo sizeを720×480に変更
(3) VideoタブのBitrate calculatorのVideo Bitrateの値を変更(今回は4000kbit程度で実験)
(4) ファイル名を指定
(5) Encodeボタンをプッシュ

これだけで画像も音声もmp4になった動画ファイルが生成されます。Quicktimeプレイヤー(現在はLeopard)で再生してもアスペクト比は見たまんまです。このffmpegのMP4コーデックは変換も早いですね。これがH.264(ffmpeg)だと2-3倍の時間がかかる雰囲気です。しかもなんかアスペクト比ずれてるし・・・どうもコーデックごとにくせにあるというか私のしらない設定や制約がありそうですね・・・でも同じビットレートなら明らかにH264はきれい!

どうやらこれはピクセルの形の問題らしく、720×480の規格に対して、上下に黒い帯を入れるレターボックスで16:9を実現する方法と、4:3の720×480の映像の中に横方向に圧縮した縦長の映像をワイド信号とともに記録するスクイーズがあるようです。もともとのファイルはこのスクイーズなのですがどうやら選ぶコーデックによってワイド信号がはいったり無くなったりしている様子。となればH264のときに何とかしてワイド信号を入れてしまうような変換をすればいいわけですね。

そこでいろいろ探していると、AutoSizeにところにDVD 16:9というオプションを発見!でもどうやらこれだけではうまくいかない模様!ああかなしい!

16:9(keepheigh)というオプションもあってこちらを選択して848×480の映像として変換することも出来るのだけれど、最終的に音声が分離してしまうという問題がありました。これはAACではなくてAC3をオーディオフォーマットにすれば解決する?小さいファイルだとうまくいって大きめだとうまくいかないなぁ・・

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