ビデオ編集の手順【手順3:動画の作成】
【手順3:動画の作成】
(1)写真の配置
BGMが決まったら,それにそってまず写真を配置していきます.一気にテキストのレイヤーとの2層の合成をやると,プレビューのために常にレンダリングが必要になるりますが,一層で単なる写真の配置&ズームだけならレンダリングは最小限なので,まずBGMに合わせて,写真のズーム,フェード,アウトなどを合わせてしまいます.これでレンダリング時間を待たずに済みます.
ポイントはズームとフェードについては適当にタイミングをとらずに,フレームを数えて,何フレーム単位でフェードイン,何フレーム単位でフェードアウトと決めておくと仕事が速いです.地のメロディとサビのメロディで若干タイミングを変えるとカッコイイのですが,おおよそは一緒です.
(2)コメントの配置
写真とBGMのタイミングがあったら,その後でコメント(テキストのレイヤー)をシーケンス上の配置していきます.基本的にこれもなるべくレンダリング時間を少なくするため,まず最初に「ワイヤー」のみでタイミングを合わせます.ズームと移動についてはレンダリングの必要ない「ワイヤー」で十分タイミング合わせができます.
そのあと,レンダリング時間の少ない「ドラフト」レンダリングで印象をみながら微調整します.あと,画像が割ときちきちで詰まっているのに対して,コメント部分は
画像フェードイン⇒テキストフェードイン
⇒テキストフェードアウト⇒画像フェードアウト
となることが多いです.つまり,テキスト部分はシーケンス上に配置した後に,若干ずらす余裕があるんですね.なので此方もフェードインとフェードアウト部分だけ,何フレームずつと決めておいて,後はシーケンス上でパーツごとずらすというやり方でタイミングを決めると楽です.
とにかくパーツごとに開いて,透明度やモーション.フェードイン,フェードアウトをイチイチ設定してレンダリング⇒確認,という作業が一番時間がかかります.ここをいかに短縮するかが勝負なので,適切なフェードイン・フェードアウトのタイミングはまず決めてしまうと言う割り切りも必要かもしれません.あと,
[他の設定済みのパーツを選択 >コピー>設定したいパーツを選択>属性のペースト]
で,同じ設定(属性)をペーストすることが可能です.これで作業を短縮出来るはずです.
This entry was posted on 火曜日, 8月 29th, 2006 at 3:15 AM and is filed under Final Cut Pro & Express. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.
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